エネルギーコストが高まってゆく世界にあって、経済システムとしての都市のネットワークとして、
また、輸送や移動の手段として、鉄道網が発達し、都市が機能を高めている日本は、完全にクルマ社会化してしまっている他の先進国より、
エネルギー効率よく、経済活動を行なうことができる。
よって、日本こそが、現在も、そしてこれからもの世界の中で最も優れた文明形態であることを、本書では証明する。
「世界で最も効率よくエネルギーを使う体制が整っている日本が、最後まで生き残る」ことを、鉄道、都市という視点を中心にわかりやすく説き明かす、未来が明るく見えてくる異色の文明論であり、未来予測本である。
作者: | 増田 悦佐 (著) |
出版社: | PHP研究所 |
出版日期: | 2008/2/21 |